「自由」という翼の力

5年前、まだ変革屋駆け出しだったころ、
たった5人の参加者に対して、「小さな実験」をしたことがあります。
Go. Engage. Transform. 頭文字をとってGET Programという、
個人での参加者を募って実施した、週末の私塾です。
テーマは
「自分の未来を自分で決め、世の中を変えられるリーダーを」。
 
日本人なのにすべて英語で行うとか
社会企業家を招いていろいろ話を聞くとか
自分に向き合ってみるとか
クリシンからイノベーションの手法までいろいろ試してみるとか
変革屋駆け出し当時のわたしの、試行錯誤を目いっぱい詰め込んだ、
手作り感満載のプログラムでした。
 
参加者は
大手企業の幹部役員の方から、外資系企業の新人女子までかなり多様。
偶然全員女性だったけど、
英語のお陰で「気を遣う表現」も「敬語」もなく
みんなドストレートな表現でお互いの意見を言い合い、
最終回は、みなが自分自身が本当に成し遂げたいことを
発表しました。
 
そのとき、
「自然療法で人々を健康にしたい」とプレゼンしたのは、
誰もが名前を知っている大企業で
当時活躍していた女性。
 
そのときのプレゼンでも、
「自然療法医師免許」は米国にしかないので、
もし本気でやるなら8年くらいは現地で一から学生をしなくては、、
と言っていたんだけれど、
 
その半年後、
なんと彼女はその道を行くことに決め、
脱サラし、
単身アメリカに渡り、
30代半ばで「そもそもの理転のための勉強から」始まる、
長い長い学生生活を始めて
みなを仰天させました。
polar-star
 

先日、そんな彼女から、

「基礎医療の試験に合格しました!」という、
嬉しい知らせが届きました。
 
慣れない英語で、
医学部卒業でもなく、
そもそも理系でさえもなく、
そして十代の若者でもない彼女が、
単身アメリカで、若者に交じって理転のための数学理科の勉強から始め、
現地で医学部に入り医学試験を合格するのは、
並大抵の努力と信念がなければ、できなかったと思う。
「お金もないし、周りからは心配されちゃうかもしれないけど、
自分自身は、これまでで一番、
自分の足で立っているという強い充実感と安定感がある」
と、帰国するたびに語ってくれていた彼女。
 
あの日からここまで、はや5年。
 
振り返ってみると、
当時のGETプログラム参加者5人のほぼ全員が
そのときにプレゼンした自分の未来に向かって
着実に舵を切って、
自らの意志で大きな選択をし、
力強く歩き続けている。
nike
結論。
 
人が純粋に、
「自由」に、
何者にもコントロールされない
自分の「志」を持ったときの力は、
やっぱハンパない。
 
Go. Engage. Transform.
 
みんなが翼を自由に広げて
羽ばたく世の中にしたい。
もっと、もっと。

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